市内は赤間地区の吉留にある八所宮。 歴史深く由緒正しき神社です。 はるか昔、遣唐使がここで航海の安全を祈り、小早川隆景が太刀を奉納したり、黒田家当主も必ず参拝するなど昔から武将の信仰が厚い神社であったようです。 社宝である「平和の鐘」は今から、600年ほど前の応永5年(1398年)に氏子が青銅製の鐘を奉納しましたが、 それを豊臣秀吉が天正5年(1587年)の九州統一の折りに持ち去り広島県の厳島神社に奉納。1984年(昭和59年)に赤間に戻ってきたそうです。 宗像大社と並び、歴史を感じられる趣深い神社です。